弊社のメイン事業である鉄道工事において重要な4つの技術について詳しく紹介致します。
鉄工Ironwalker
床下機器脱着
現車の取り付けられている機器をフォークリフトやジャッキ等を使用し取り外します。
その際。機器につながれている配線、配管も取り外します(再利用品などがあれば車番、名称を記入し大切に保管します)
新規機器ハリ取り付け及び機器ハリ取り付けに伴い各機器取付位置の墨だし及びハリ穴あけ等
古い機器から新しい機器に変更する場合、既存の取り付け穴や機器ハリが使用できない時があります。
このような場合、図面に従い墨だしを行います「墨だしとは図面に記載された寸法 縦、横、対角線を計測し印を入れる事」
次に印を入れた場所にエアードリルにて穴をあけていきます。*テーパードリルやホールソー等を使用することが多いです。
電工Electrician
車輌の電気配線、結線、車輌用機器の内部配線、結線等
図面で配線のルートを確認後寸法切り(現車にて取り付けの際迂回や水切り確保等により配線が短くなることがあります、これらを回避するため少し長めに寸法を取ります)施工した電気配管に線を入線します。
配線にリングマークを取り付け各機器にあった圧着端子の取り付けをします(主に三段パンチ、赤パン、青パン、バリオクランプ等使用)
絶縁テープとプラシールパテ、収縮チューブにて防水処置を施す。
塗装Painting
車輌の配管、車体の塗装、配管部材の接手やニップルの塗装
配管Piping
空気配管 銅管 VP管 GP管(主に2分から2インチが多し)の寸法切り、仕込み配管、現車での施工
図面で寸法を拾える場合は配管寸法の書き出し行い、配管を裁断しネジ部を作ります。
接手(肘接手やユニオン肘接手等)をねじ込み仕込み配管を作成していきます。
仕込み配管を現車にて取り付け施工します。改造工事などは元々取り付けている配管と新規配管を接合するため図面上の寸法と合わない場合があります。このような場合、現地にて寸法を計測し適切な寸法で施工します。